Happy Birthday、「World Wide Web」20周年!

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3月12日に、ティム・バーナーズ−リー氏がWWWの原型となる情報管理システムを欧州合同原子核研究機関(CERN)に提案してから20周年を迎えたそうです。

以前の肩書は物理学者、そして今やナイトの称号を持つTim Berners-Lee氏は、欧州原子核研究機構(CERN)で働いているとき、現在のインターネットの基礎となる提案をまとめた。

 Berners-Lee氏は、世界中の異なる大学や研究機関で働く科学者の間で、自動情報共有を促進しようとしていた。

 1989年3月、Berners-Lee氏は上司に「情報管理:提案(Information Management: a Proposal)」と題された文書を提出した。その文書には、翌1990年にWorld Wide Webとなる内容が書かれていた。この図はBerners-Lee氏のWorld Wide Webを説明した提案書の最初のページだ。

 提案を進める許可を出したBerners-Lee氏の上司Mike Sendall氏は、この提案を「漠然としているが、興味をそそられる」と表現した。 フォトレポート:World Wide Web 20周年--バーナーズ・リー氏とウェブの夜明け:ニュース - CNET Japan

偉大なは、1人の科学者の思いつきから始まったというのが面白いですね。いまのネット業界のサクセス・ストーリーを彷彿とさせます。

また、ティム・バーナーズ−リー氏が後悔しているという2点が些細なことで思わず、吹き出してしまいました。

同氏が後悔しているのは、Webアドレスを「http://」で始めたことだ。スラッシュが2つあるのは冗長で、数十億回も無駄にキーが押されたとしている。

 もう1つ後悔しているのは、Webアドレスの構造だ。振り返ってみると、国や組織など一番大きな要素を最初に置く----例えば、今のようにinfo.cern.chではなく、ch/cern/infoとする----方が理にかなっていたと同氏は語った。 WWWの生みの親が語るネットの未来と後悔 - ITmedia News

とはいえ、科学者にはこうした些細な点に対する認識は非常に重要なのではないかと思います。

今後のWWWの発展に関して、もっとも興味深いところといえば「セマンティック・ウェブ」でしょうか。

現在のWorld Wide Web上のコンテンツは主にHTMLで記述されている。HTMLでは文書構造を伝えることは可能だが、個々の単語の意味をはじめとする詳細な意味を伝えることはできない。これに対し、セマンティック・ウェブはXMLによって記述した文書にRDFやOWLを用いてタグを付け加える。この、データの意味を記述したタグが文書の含む意味を形式化し、コンピュータによる自動的な情報の収集や分析へのアプローチが可能となると期待されている。 セマンティック・ウェブ - Wikipedia

「セマンティック・ウェブ」の実現に向け、国内外で研究が活発に行われているようです。まだデファクトにはなってきていませんが、将来的な展望が楽しみな分野です。