【WISH2009】CONIT「iPhone/iPod Touchにおける新しい収益モデル」
ウェブの未来を担う可能性を発掘・共有・応援する「WISH2009」、13番目のプレゼンは、CONITによる「iPhone/iPod Touchにおける新しい収益モデル」に関連した新サービスについてでした。
内容
- iPhone/iPod Touchにおける新しい収益モデル
- 日本のケータイビジネスの収益モデル
- 日本の携帯コンテンツビジネスは、公式サイトによる月額課金
- 日本はケータイアプリビジネスが大成功した、世界最先端をいく国
- iPhoneのこれまでの収益モデル
- iPhoneアプリは初回ダウンロード時のみの課金
- ケータイと比較し、うまみが小さかった
- iPhone OS 3.0の登場による大変革
- アプリ内でのコンテンツ課金がスタート
- コンテンツ課金の仕組みをアプリベンダが用意する必要があり、障壁が非常に高い
- ケータイでは、キャリアが用意
- iPhoneによるコンテンツ課金の仕組み
- コンテンツサーバを開発者側で用意する必要がある
- コンテンツ管理、ダウンロード、Appleとの通信
- コンテンツ販売はAppleでやる必要がある
- アプリはコンテンツをコンテンツサーバからDLしなければならない
- 開発コストが大きい
- コニットによるコンテンツ課金ソリューションの提供
- 仕組みを一通り作った
- 過去にリリースしたタイトルも、アップデートすることで、コンテンツ課金アプリとして息吹を吹き返す
- コンテンツ課金の応用例
- 雑誌配信ソリューション
- 毎号課金
- 着せ替えソリューション
- 機能ごと、スキンごとに課金
- ジェイズアヴェニューさんと共同で、3Dスポーツゲームを開発中
- 雑誌配信ソリューション
- 本プレゼンテーションは「TapNext」を利用して行った
(※ 当日のプレゼン内容そのままではなく、一部補足として追記している部分もあります。)
コメント
CONITが提供するコンテンツ課金ソリューションは、Appleが用意しているコンテンツ課金のシステムをより開発がしやすくするモジュールということで、Appleが用意しているiTunesでの課金スキームをそのまま利用できるというのは、ユーザの心理的障壁もおさえることができますし、かなりいいソリューションではないでしょうか。
応用例として出ていた、雑誌配信ソリューションを見ると、月額課金モドキとして、ユーザが毎月購入するという形で実現はできそうですが、個人的には、さらに踏み込んで、月額課金(毎月ユーザに自動的に課金する)も実現できるようなソリューションの提供もあるといいなと思います。
iモードなどの携帯コンテンツでの有料課金が、サービサーにとってメリットが大きい要因は、電話代と同時に請求されることです。ユーザがクレジットカードの番号を入力することなく、課金をすることができるので、課金をするという心理的な障壁が低いまま、ユーザは気軽に購入しています。また、継続利用に関しても、携帯電話の利用明細に目を通さなければ、課金していることを忘れがちで、一切利用していないにも関わらず、課金し続けるということが多くあります。
Appleはこうした日本特有の課金におけるメリットに気付かなかったのでしょうか。決済はiTunesと同じアカウントを利用しているため、課金へのハードルは低いですが、月額課金のスキームがなく、アプリ提供者のメリットが少なくなっています。
日本市場を、日本特有の課金スキームをよくしっている事業者が、こうした部分を補うソリューションを提供するというのは、アリだと思います。ただ、Appleから提供されてしまうと意味がなくなってしまうのが、非常にリスキーにはなってしまいますね。









